imo-tarou’s blog

頭に浮かんだことを書き散らしています。食べて飲んで寝て走ってます。

泣きのギター

「ギターが泣く」、「ギターが歌う」という表現があります。あたかもギターが泣いているかのような、歌っているかのような、情感豊かな演奏のことを表しています。「ギターを歌わせる」といった表現もあります。

 

私は音楽が好きです。一時期は、のめりこんでいたとも言えるくらいでした。

ただ、今となってはそれほどの熱量はなくなっています。年をとった、時間がない、興味が他に移った、感性が鈍った、鈍感になった、おっさんになった、オヤジになった(同じだろ)、加齢臭もしてきた、枕が臭くなった、でも自分の枕の臭いは自分としては好き、などなど色々な理由があるのだと思います(は?)。

CDをせっせと買ったり、音楽雑誌を熟読したり、ライブに行ったり、ということをしなくなって久しいです。

 

私が好きな音楽はロックです。ロッケンロール!、ロックンロール!です。

 

そういえば、洋画なんか見ていると、勢いよく「行けー!」「かかれー!」「やるぞー!」「始めるぞ!」「行くぞ!」みたいな時に英語の俗語で「rock'n roll!」って言ってますよね(意味あってますかね)。あれ面白いですね。

 

・・・話しがそれましたが。

 

いや、その音楽はロックではない、そのバンドはロックンロールじゃない、とかマニアの間ではジャンル分けに厳密なルールがあるのかもしれませんが、ま、そういう細かいことは置いといて、私はロックが好きなのです。「ロックンロール」という語感、なんかいいですよね。

 

で、「泣きのギター」です。私の中での「泣きのギター」3大ギタリストは、

・マイケル シェンカー

・RIOTのマーク リアリ(最初の頃、マーク リールって表記されてましたよね)

・OUTRAGEの阿部洋介さん

 

なんか書きながら、「こんな文章誰が読むねん」、「お前の中の泣きのギター3大ギタリストなんか知るかー!」、「そんな情報どうでもいいわー!」という声が聞こえてきます。頭の中のいつものアイツです。よく聞こえてきます。まあ、無視です😁

 

私、元々メタルから入ったのです、音楽に。ヘヴィメタルです。当時は「ヘビメタって言うな!、ヘヴィメタルって言え!」って言ってました(分かる人には、分かると思うのですが😅)。

「BURRN!」も熟読してました。毎月発売日が待ち遠しかったなあ。まだ今も本屋で見かけますが、長寿雑誌ですね。

 

同じ趣味の友達と良く語りあってました。「こんなのはヘヴィメタルじゃない!」、「軟弱だ!」、「ポップ過ぎる!」なんて(今思えば排他的ですね😅)。

 

メタルとの出会いは偶然でした。

 

それまでも音楽は聴いていましたが、BOΦWYとかバービーボーイズとかだったかなあ、ちょっと時期がずれてるかもしれません。よく覚えていないくらいなので、やはりそれほど熱心ではなかったんですね。

 

ある日、友達のH君に頼まれました。H君は教室で席が後ろでした。「このCD、テープにダビングしてくんない? 俺んち出来ないんだよ。お前んち出来るだろ」

その時、H君の家ではそういう機材がなかったのか壊れていたのか覚えていませんが、そんな頼みごとをされ1枚のCDと空のカセットテープを受け取りました(そんな時代です、なつかしー😄)。

「いいよ」私の家にはKENWOODのダブルデッキのステレオがあったのです!(いや、そんな大したものじゃないですが)

そのCDのジャケットは全体的に赤だがオレンジだかの色で、十字架がたくさん並んでいてなんかオドロオドロしい感じでした。

 

家に帰って、ダビングするためにCDとテープをおもむろにステレオにセットしてワンタッチダビングボタンを押しました。CDとテープが同時に回り始めました。

なんか悲しげなアコースティックギターが流れ始めたのですが、ボリュームが小さめだったのでアコギの静かな雰囲気に油断して無造作にボリュームを上げました。

 

その直後「ドーン!!!」

 

アコギの音からいきなり歪んだギターの音に変わりました。なんの予兆もなくいきなり。私の耳には「ドーン!!!」って聞こえました。ビックリしました。無造作にボリュームを上げていたのでなおさらです。

 

METTALICAの「MASTER  OF  PUPPETS」でした。

 

慌ててボリュームを下げました。

 

それからH君の手ほどきを受け、見事、メタル街道まっしぐらです。

H君は「ポップな音楽なんて音楽じゃない!」的なゴリゴリ趣味だったので、私ももろに影響を受けたのでした。

今考えると、私の人生の中で意外と大きな転換点だったような気もします。

 

泣きのギターの話しでした。話しがよくそれますね・・・すみません😅

 

マイケル シェンカーはやっぱりUFO時代のライブ「STRANGERS  IN  THE  NIGHT」ですね。ライブでもギターが生々しく泣きまくってますね。あのチョーキングとビブラートがたまりませんね。メタルにはまってギターもやり始めた私は、マイケル シェンカーに出会い師匠とさせて頂きました(いっこうにうまくなりませんでしたが😢)。あの振幅の大きいビブラートを一生懸命マネしました。

 

RIOTは「THUNDERSTEEL」ですね。RIOTは、初めてライブを見に行ったメタルバンドです。確かRIOT自体、初来日だったと思います。会場はクラブチッタ川崎です(まだあるんですかね)。チケットを取るために学校サボって、朝早くからチケットぴあに並んだのを覚えています。なつかしー!

マーク リアリはギターのフレーズがカッコよかったですね。なんというかロックギターの王道的な、オーソドックス的な感じや、人間味というかぬくもりというか「手で弾いてる(当たり前ですが)」感というか。手くせで自在に弾きまくってる感がありますよね(全てあくまで私の印象ですが)。

 

OUTRAGEも無茶苦茶カッコいいですよね。「THE  FINAL  DAY」あたりまでしかしっかり聴いていませんが、なんか印象深く残ってます。「THE  GREAT  BLUE」の蛍の光のメロディーを使ったギターソロなんて、ゾクゾクするくらい泣きまくってますね。マイケル シェンカー以上じゃないでしょうか。OUTRAGEは、あの怒涛のスラッシュチューンに泣きのギターが絡むスタイルが素晴らしいです!

 

なんかマニアックで時代遅れの思い出話になってますが、そもそも何で私はこんなことを書き始めたんでしょうか・・・・すみません、酔った勢いです😅

しかも酔った勢いで前半書いて、後日シラフで後半書いているので、なんかだんだん失速しているような文章ですね。

 

失礼いたしました😅